【2012年唐津特集】から、P5,P6の曳き子装束を紹介したページの一部です。


唐津くんちの見どころは漆塗りの曳山だけではありません。

14カ町それぞれに競い合う絹の羽二重の曳き子装束しかり。

町内の各家庭で大盤振る舞いされる「三月倒れ」のくんち料理しかり。

まつりにこんなにお金をつぎ込むところ、ほかにあるでしょうか?


曳き子装束

町火消装束の流れをくむ曳き子衣装は、江戸腹(腹掛け)・パッチ(股引)に肉襦袢(一般的には法被)、その上から正装の法被(一般的には半纏)をはおって一揃え。一式10万円とも20万円とも言われる豪華な衣装を、くんち3日間だけのためにあつらえる。これこそ唐津っ子の意気、なのです。

唐津くんち 絹の羽二重の曳き子装束

唐津くんち 絹の羽二重の曳き子装束
唐津くんち 絹の羽二重の曳き子装束
唐津くんち 絹の羽二重の曳き子装束

ふるまい料理

3カ月分の収入をつぎ込むという意味で「三月倒れ」といわれる大盤振る舞いのくんち料理。町内の各一般家庭が大宴会場と化すという、これも他所のまつりにはない見せどころです。ただし、一般観光客の皆様はなかなか目にする機会がないということで、せめて写真でお楽しみ下さい。


唐津くんち 三月倒れと言われる大盤振る舞いのくんち料理

お詫びと訂正

フリーマガジンvol.15号唐津くんち特集P5P6で紹介しました各曳山の引き子衣装で

4番曳山呉服町と14番曳山江川町の肉襦袢のデータを間違えておりました。

読者および関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びして、訂正させて頂きます。

尚、ミス発覚後、早急に印刷の刷り直しを致しましたが、一部の配布先には

刷り直し以前に配達させて頂いているところもございます事をご了承下さい。

 

※唐津くんち見物は、マナーを守りましょう。

・写真撮影は、曳山の進行を妨げないように、曳き子との距離をとりましょう。

・神社参道や曳山展示場付近など混み合う場所でもベビーカーの利用は危険ですのでご注意ください。

・曳山の進行中、特に曲がり角およびその付近は危険ですのでご注意ください。